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PJ: 穂高 健一

夜の紅葉は幻想の世界だ。大名庭園でライトアップがはじまる=東京
2009年12月01日 07:00 JST


大名庭園の紅葉がライトアップされた。「回遊式築山泉水」の池面に映り、幻想の世界。(撮影:滝アヤ、11月28日、東京・六義園) 

【PJニュース 2009年12月1日】紅葉が関東地方にやってくると、東京・文京区の大名庭園「六義園(りくぎえん)」では紅葉のライトアップがはじまる。毎年、夜の幻想的なイベントを楽しみにしている人は多い。今年は11月27日からスタートした。12月13日(日)まで。

2日目の11月28日は、土曜日とあって、夜の帳(とばり)が下りると、大勢の入園者があった。この期間の閉園は夜9時(最終入園は8時30分)と延長されている。一般の入園料は300円。

駒込駅(JR、地下鉄・メトロ)から徒歩で約5分、同園の染井門(そめいもん)だ。門前からすでに紅葉が見える。園内は都心部とは思えないほど静寂で、ライトアップされた紅葉(もみじ、かえで)が真っ赤な色彩で浮かぶ。

PJが訪ねた28日は半月の夜で、いっそうの趣(おもむき)があった。うす闇の散策路を進むと、孟宗竹、大明竹がライトアップされている。美しく幻影的だ。

同園は、川越藩主・柳沢吉保が1702(元禄15年)に築園し、和歌の趣味を貴重とした、ぜいたくな造りの大名庭園だ。まさに名園。同園の無料配布資料によると、六義園の名は、古今集の序にある、和歌の分類の六体に由来したもの。

夜の「回遊式築山泉水」をまわる散策路(一部は夜間通行止め)をいくと、ライトアップの中ノ島の紅葉、田鶴橋、遠景の茶屋などが池面に妙艶のように映る。陸上と水面とで立体的に浮かび上がる。夜の美景は観るほどに魅せられて、ため息がでる。

池面に沿った路は狭くて、三脚使用の撮影は禁止。一脚ならば可能である。夜の幻想的な美景を心に刻み込み、写真で切り取っておけば、いつまでも、よい思い出になるだろう。【了】

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記者HP:穂高健一ワールド

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