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PJ: 穂高 健一

堀江貴文さん、いま「メディア」を語る(上)
2009年07月29日 06:43 JST


堀江貴文さんは、既存メディアに対して、閉じられた記者クラブ制度により、公的機関の情報をタダ検証もなく垂れ流すだけで、間違った情報を検証できなかったりしている、と指摘する。(写真提供:堀江貴文さん) 

【PJニュース 2009年7月29日】メディアが急激に変化している。人々はかつて、お金を出して新聞を購読し、ニュースを得ていた。インターネットの出現から、ニュースが無料で読める時代になった。若者を中心にして、急激に新聞離れが進んでいる。

テレビは映像でニュースを伝える役目がある。しかし、いまや「ニュース・ワイドショー」という、娯楽の道に傾倒している。端的な例は、影マイクのナレーションなどで、さも当事者の声(証言、発言)だと、視聴者を錯覚させている。他方で、不都合なものは放映されない、という問題点が露呈している。

インターネット時代に入ると、読者がみずからの判断で、記事を選択し、好きな時間に読めるようになった。送り手は、組織化された媒体ジャーナリストから、一般市民がニュースを発信できるようになった。

ネット・ニュースの魁(さきがけ)は、ライブドア(当時・堀江貴文社長)で、2005年2月にPJニュースを立ち上げた。幅広く一般から市民記者を集った。記者たちはパブリックジャーナリストとして、身近な素材から記事を書き、市民感覚で政治、経済、文化などのオピニオンを発信している。

いまあらためて、堀江貴文さんにPJニュースを創設した狙いを聞いてみた。さらには、現在のメディア全般は如何に見ているか、将来はどう見通しているかなど、文書による質問を出し、その回答が7月11日に得られた。全文を掲載する。

-ライブドアで新聞を発行したかった意図、およびニュース部門を作った意図をお聞かせください。
「ライブドアポータルサイトの有力コンテンツを育てる。特にキラーコンテンツとしてニュースポータルを考えていた。独自のニュース取材もその特色を形作るものであると考えていた」

-現時点で、それらの評価はいかがですか。
「私が辞任したあと、独自ニュース取材部門はコストの問題で廃止されたようだが、思想信条やイデオロギー、国に囚われないニュースソースからのニュース配信が出来ていることに加え、雑誌コラム的な複数の独自ニュース配信サイトからの配信も積極的に取り上げていて独自色が出ていていいと思う。ブログジャーナリズムでは、日本では最先端を行っていると思う」

-マスメディアの収益性が低下していますが、もっとも大きな原因はどこだと考えていますか。
「視聴者の減少、購読者の減少」

-マスメディア不信が蔓延しています。どこに問題があると考えられますか。
「閉じられた記者クラブ制度。公的機関の情報をタダ検証もなく垂れ流すだけで、間違った情報を検証できなかったりしている」

【つづく】

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