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PJ: 穂高 健一

新名所・巣鴨地蔵の「朝顔まつり」は2年目=東京
2009年07月04日 07:01 JST


夏の風物詩・朝顔市が東京・巣鴨に誕生した。ことしは2年目。ヨシズ張りのなかで、4店が朝顔の鉢植えを売る。(撮影:滝アヤ、東京、7月3日) 

【PJニュース 2009年7月4日】夏の風物詩は朝顔市もその一つ。豊島区・巣鴨は「おばあちゃんの原宿」という愛称で、その名が全国に知れ渡っている。とげぬき地蔵尊で名高い、高岩寺(こうがんじ)の門前では、昨年に続いて、第2回「朝顔まつり」が開催されている。ヨシズ張りのなかで、主催の巣鴨地蔵通り商店街と、園芸3店という計4軒で展開している。期間は7月2、3、4日の3日間。朝8時から夜8時まで、今後とも、毎年おなじ。

都営地下鉄、JR巣鴨駅から約5分で、巣鴨地蔵通り商店街の入り口だ。そのさき都電(路面電車)の庚申塚(こうしんづか)駅まで、両側に長い商店街がつづく。甘味処(どころ)、和菓子屋、衣料品店など。なかほどに高岩寺がある。

豊島区・巣鴨は、江戸時代から旧中仙道の商業や信仰の町として発展してきた。明治24年には、高岩寺が上野から巣鴨に移転したことで、信者が数多く訪れるようになり、商店街がより発達した。近年になっても、同商店街は大型商業施設の誘致をせず、各商店が「歴史と文化を大切な街」として、がんばっている。

第2回「朝顔まつり」スタートは雨だった。客足は期待を下回ったようだ。法被姿の男性が、「きょう(3日)は曇天ですから、客足がよい」と語る。縁日のないふだん商店街に比べると、はるかに人出が多いという。「朝顔まつりの効果が、まちがいなく出ている」と話す。「あした4日は縁日(毎月4,14,24日)とうまく重なり合うので、大勢の客が見込める」と期待していた。

朝顔市には露天商が連なる。責任者の一人によると、約130店が出ているという。朝顔まつりの実施の推移を聞いてみた。昨年の年初、巣鴨商店街の活性のイベントが検討された。「ホウズキ市」「朝顔市」が候補にあがった。

決まったのは昨年2月ごろで、「朝顔まつり」だった。寺や商店街の関係者と打ち合わせ、実施の運びになったという。4軒はすぐに朝顔の種(タネ)を手配し、1回目の実施にこぎつけたという。今後の見通しを聞いてみた。「巣鴨の朝顔が、名も広く知れて、活況を呈するのは、あと5年くらいだろうな」とみなしていた。

朝顔市といえば、東京・台東区の入谷鬼子母神(いりや きしぼじん)が有名だ。毎年7月6日から8日まで、開催される。120軒の朝顔業者と、100軒の露天商で賑わう。
巣鴨は朝顔業者の数で、はるかに及ばない。「朝顔まつり」開催日が入谷より早いし、巣鴨地蔵の縁日の実績(露天商は上回る)があるから、いずれ追いつくよ、という売り子の強気な発言もあった。

売られているのは、多年草の宿根(しゅっこん)朝顔が3000円、日本朝顔は2000円だった。売り子(50代)は、「宿根朝顔は朝オーシャンブルー、夕方はピンクに変わる。開花時期は4月から10月まで。6、7年は持つよ」と、こちらを勧めていた。
春先の肥料のやり方として、水は1日1回。ツルを高く伸ばすか、横に伸ばすか。それによる棒の立て方なども、丁寧に教えていた。【了】

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記者HP:穂高健一ワールド

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