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PJ: 穂高 健一

東京の新名所。暑い夜はカラフルな涼風でさわやか=東京・恵比寿
2009年06月27日 15:04 JST


恵比寿ガーデンプレイスの広場ではカラフルな風車がさわやかに回っている。からだと視覚とで涼感を楽しむ(撮影:滝アヤ、6月23日、東京・目黒区) 

【PJニュース 2009年6月27日】入梅になると、気温が高く、湿気が多く、蒸し暑い日がつづく。6月23日は梅雨の中休みで、夕暮れの空があかね色に燃えていた。恵比寿ガーデンプレイスの高層ビル群が、それぞれ夕日を反射して輝いていた。美しい暮れ方の情景だった。

陽がすっかり沈むと、街全体が明るくライティングされた。スロープを下った広場には、花壇やベンチがある。花壇のなかでは、円いドイツ製のカラフルな風車が軽やか、さわやかに回っている。彩り豊かな風車は無風で止まる。わずかな微風でも、心躍るように36個の風車が次々回りだす。風向きで音もなく方向を変える。木の枝に吊るされたチョウのツイストもクルクル回りだす。

ガーデンプレイスは「都市景観100選」を受賞しており、ショッピングや飲食などが楽しめる。やってきた若いカップル、親子、友達どうしがベンチに座り、夏花壇と風車の彩りのある、さわやかな涼感を楽しんでいる。

同所のスタッフによると、広場は年4回にわたって花壇の植え替えを行っており、同時にシーズンに見合った装飾物を展開しているという。「広場はよい風が通り抜ける場所です。身体で心地よい風を感じるだけでなく、目からも涼感をと風車が選びました」と説明してくれた。風車はドイツからの輸入とのことだ。「花壇の風車は昨年が初めてで好評でした。それで今年も展開しました。いい評判を頂いています」と話してくれた。

日本人は古(いにしえ)から、縁台に腰掛け、絵柄のきれいな団扇(うちわ)であおぎながら夕涼みを楽しんできた。近隣の人たちと日常の会話で結びつきを深めていた。ここでは団扇を風車に変えた、現代版の風流な夕涼みができる。ライティング(夜11時まで)された、幻想的な街を見ながら、いい夕涼みができる。東京の新名所だといえる。

ガーデンプレイスはJR恵比寿駅から「動く歩道」で直結しており、同駅から徒歩5分。風車の装飾は7月16日(火)まで。【了】

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