PJ: 渡辺 直子
朝日新聞阪神支局襲撃事件から23年。「時効でも、闇に葬られてほしくない」
2010年05月04日 07:47 JST
朝日新聞阪神支局に設けられた拝礼所には、朝から多くの人が訪れ、小尻記者の遺影に手を合わせた。(撮影:渡辺直子、2010年5月3日) 
【PJニュース 2010年5月4日】1987年5月3日夜、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に、散弾銃を持った男が侵入。男は2階編集室にいた小尻知博記者(当時29歳)と別の記者(当時42歳)に向けて発砲し、小尻記者を殺害した。
あの日から23年。2002年に公訴時効を迎えているが、遺族や関係者の怒りと悲しみに終わりはない。この日も阪神支局に設けられた拝礼所には多くの人が訪れ、小尻記者の遺影に手を合わせた。
小尻記者が盛岡支局の時代に、教育に関する取材を受けたという千葉市稲毛区の高校経論、沼山尚一郎さん(46)は、「小尻さんは、温厚な方でした。人と接する態度が柔らかい方で、出会った人を大切にするというものの考え方をされる人でした」と小尻記者の人柄を振り返った。
そのうえで、「時効は成立しているが、事件を忘れてほしくない。われわれが生きている限り、小尻さん自身、お父さん、お母さん、身内の方々、すっきりしない状況が続いています。事件が闇に葬られてほしくない」と話した。【了】
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