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PJ: 長戸 稔

伊勢「おかげまいり」のまちが現代に語りかけるもの、「こころ」が喜ぶ伊勢の旅=三重・伊勢
2010年02月01日 08:13 JST


伊勢「おかげまいり」のまちが現代に語りかけるもの〜をテーマに講演。 (撮影:長戸 稔 1月31日 ) 

伊勢観光文化会館(伊勢市岩淵)で1月31日(日) 、「伊勢『おかげまいり』のまちが現代に語りかけるもの」と題して、歴史作家・童門 冬二氏(芸名)を伊勢の旅を独自の視点から記念講演で語った。

その後、パネリストとして、コーディネーター・寺田正一(PHP総合研究所)、写真家・浅井 慎平氏、ノンフィクション・森 まゆみ氏、東洋大学・国際島川崇氏、御遷宮対策プロデューサー・松山泰久氏らによって、パネルディスカッションが行われた。

主催は (社)伊勢志摩観光コンベンション機構で、共催は(社)伊勢観光協会 宇治橋架け替え奉祝委員会。主催者発表・参加者は800人。

歴史作家・童門 冬二氏は次のように語った。

「諸説がありますが、伊勢に全国から来られた年代は1705年(宝永2年)に360万人、1770年(明和8年)の207万人の460万人で、なかろうか?この数字の確かなのは、神宮域にはいる入口に『宮川』が流れていて、この時代には(渡し船」を参拝客は利用していた。その船頭が調べていた。

この時代の日本の人口は約3000万人、人口の1割以上の方が伊勢に来られている。現在なら1億2700万人だから、年間1500万人来られたことになる。今年(2009)は6%強でした。

江戸時代は縦割り社会で矛盾が多い中で、徳川幕府中心で地方の自治体の事は考えていないから、今のように補助金はない。どの様にしたかと言うと地方の特産物を掘り起こし、知恵と工夫で観光客にサービスをしていた。

ではなぜ伊勢に全国から多くの人が来たかと言うと、伊勢は常世(とこよ)の国で、どんな時でも、幸せの風と太陽があり明るい国で、優しさがある。お金がなくても伊勢に来ればなんとかなる。伊勢の人は(施行(せぎょう))で観光客を温める風習があった。

暗い世の中であればある程、伊勢きて活力を再生して、自分の国に帰る。伊勢神宮の祭神は天照御神・太陽の神です。

江戸時代の「ええじゃないか」が全国に広まったのは、何をしても「ええじゃないか、悪い事をしなければ・・・」という風潮が全国に広まっていた。その反動が伊勢に来させたのではないか。現在でも、世の中が不景気になればなる程、参拝客が多いのはそのためか」と語った。【了】

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