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PJ: 長戸 稔

憲政の神様「尾崎行雄(咢堂)」を顕彰する生誕祭=三重・伊勢市
2009年11月30日 07:23 JST


憲政の神様・尾崎行雄(咢堂)の「尾崎記念館」にて、生誕祭に挨拶をする上島憲氏(撮影:長戸稔 11月28日) 

【PJニュース 2009年11月30日】伊勢市で11月28日、憲政の神様といわれる尾崎行雄(尾崎咢堂)を顕彰する生誕祭が行われた。特定非営利活動法人「咢堂香風」が主催した。

式典では、皇學館大學講師・松村勝順氏が「少年尾崎行雄と伊勢」と題した講演をした。また、青少年健全育成のため、これからの伊勢や日本を支える子供たちに咢堂精神を伝えようという趣旨の「読書感想文コンクール表彰式」も行われた。

最後に「未来の宝 子供達との集い」コーナーがあり、子供たちから式典に臨んだ現職の議員へ、「これからの、伊勢市の町をどうするのですか」「前は議員さんが33名いたけど、今度の選挙で28名に減らしたのはなぜですか」「伊勢市駅前がさみしいけど、なにか計画があるのですか」といった質問が相次いだ。

これに対し、議員らは答えるのにしどろもどろになっていた。「議員からのメッセージ+子供たちからの質問」コーナーが設けられたのは今回がはじめて。来年からも続けていきたいと主催者側は話していた。

この式典は伊勢市の恒例行事となっているが、歴史・文化の資産が多い伊勢市。住民約13万5000人の中には、尾崎行雄という素晴らしい人材を輩出している事を知らないでいるものも少なくない。伊勢市川端町「尾崎咢堂記念館」は、尾崎「咢堂」が長年住んでいた場所に建っている。

「特定非営利活動法人・「咢堂香風」から、「少年尾崎行雄と伊勢の子どもたちへ」
日本の立憲政治の確立と世界平和の実現に尽力した咢堂、尾崎行雄。NPO法人(特定非営利団体)「咢堂香風」は、尾崎咢堂の崇高な生き方考え方に感銘を受け、咢堂精神をより多くに人々に啓発し、後世に伝えていくために、様々な行事を通じて咢堂精神の普及につとめています。

「憲政の神様」とうたわれた咢堂「尾崎行雄」は、日本に近代的な民主政治を導入するため全生涯をかけて立憲政治の確立のために尽力した。また普通選挙の実現を唱え、軍縮の訴えも行い、戦後はいちはやく世界連邦の実現を訴えて世界平和の確立を強く念願してきた。

また尾崎行雄は東京市長時代に米国首都ワシントンに桜の苗木3千本を寄贈したことにより、ワシントンでは毎年「全米桜まつり」が盛大に開催され、日米親善交流に多大な貢献をなしていることも今や広く知られるようになってきた。

政治家尾崎行雄を支援しはぐくんできたのは、まさに伊勢の人々であったが、尾崎咢堂はまさに伊勢がそして日本が世界に誇りうる偉大な政治家であろう。尾崎咢堂の足跡を通じてその遺徳を顕彰し、後世に伝えていくこともまた私たち伊勢市民の務めでなければならないと痛感する。

「咢堂香風」はこれまで十余年にわたって「咢風会・香風」として地道に活動し、咢堂精神の普及に努めてきたが、依然伊勢市民や青少年における尾崎行雄の認知度は低く、尾崎咢堂記念館はあるものの咢堂の崇高な精神にふれる機会はまだまだ少ないと言わねばならない。

よって、一層の咢堂精神の普及につとめ、市民の精神文化の高揚、青少年の健全育成によるより良き市民社会の実現、誇りある伊勢のまちづくりに寄与すべく、を設立することにした。【了】

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