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PJ: 長戸 稔

ホンダがF1完全撤退、鈴鹿サーキットに近い伊勢への影響は?=三重県
2008年12月10日 08:41 JST

「ホンダ、F1から完全撤退」というニュースが12月7日、鈴鹿サーキットのある三重県内を駆けめぐった。F1への想いはホンダのDNAとされるだけに、ホンダF1の聖地、鈴鹿サーキット周辺では、このニュースは大きな衝撃だった。F1ファンを集める鈴鹿周辺に限らず、三重県内には伊勢や鳥羽など多くの観光地がある。三重県は北部が産業、南部は観光と大まかに区分されている。特に、伊勢市、鳥羽市、志摩市は観光産業に支えられている。F1が開かれる3日間で、鈴鹿は32万人の観客であふれる。ホンダのF1完全撤退の影響はいかに。12月9日、PJは伊勢市内で観光に関する影響を取材した。

 伊勢市旅館組合事務員は「(レース開催時は)予約が一杯で観光客に悪い印象を与えないで断るぐらい。影響はない」と話していた。伊勢市役所の若い男女の職員は「鈴鹿のサーキットがなくなると言うのなら、それは大ごとでしょう。でも、ホンダさんがこの経済の悪い時にそんな余裕ある事はできないと言うのは、それも理解できる。観光面に影響は考えられない」と話してくれた。

 40歳代の若い市会議員さんは「ホテル関係、旅館関係は影響がないと思います」と話した。伊勢市の観光課は「ホンダのF1撤退の影響はない」と言っていた。

 伊勢市内の板金屋さんに取材すると「販売のトヨタも外国で売れなくなるし、技術のホンダも今まではもうけ度外視もできたけど、これからはそうもイカンやろ。鈴鹿に来たついでに伊勢神宮にお参りするというぐらいで、今の若い者はよう分からん。伊勢への撤退の影響はほとんどない」と話してくれた。【了】

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