PJ: 長戸 稔
みじめな「アル中」―死との戦いが執念の「断酒継続」20年達成のもとになる。(その1)=三重伊勢
2009年02月13日 14:03 JST
酒・アルコールに困っている人 社団法人・全日本断酒連盟の戸をだまされたと思って叩いてごらん!この指止まれ!(写真提供:三重県立「こころの健康センター」 TEL:059-255-2151) 
前回の記事断酒の担当医師(大越崇・猪野亜朗)、看護長、看護士、半開放病棟の6人、開放病棟の約30人、「三重断酒新生会」の会員約200名にやさしくご指導をいただいていたのにみんなを裏切って、だまして、三重県に居られなくなって「ヒロシマ(広島)」に逃げ延びてきた。
「断酒」を決意してその道にまい進したい。三重県に居たら飲み友達がいる。誰も知らない広島で・・・と言う理由ならまあ、前向きで良いのだが・・・。私はその逆で、誰にも邪魔されなくて「酒」がのめるから・・・。その土地がたまたま広島だっただけである。
その時の風ぼうは、やせてヒゲのび放題、頭の髪の毛が生えない、左手に一合瓶。・・・まともに立って居られないから「杖」をついていた。今夜から寝るところも無い。その時の家内の心境は今でも知らない。聞いた事も無いが、話そうとしない・・・。家内は三重県津市の生まれで、両親から勘当を受けていた。親であれば当然の事だと思う。1987(昭和62年)6月に結婚して、広島駅で降りたが、1988年5月13日に広島「ふたば会」入会するまで一年間の飲酒が続いた。
高茶屋病院(三重県津市)は一年余りの短期間の入院だったが、私の断酒継続の基礎はこの時に作られていたと思う。現在では断酒会に入会すると全日本断酒連盟から小冊子『向き合おう!家族』がもらえる(私の時代は無かった)。断酒規範が書かれているので抜粋して、紹介させていただく。このご本をお送りいただいた「三重断酒新生会」宮崎学会長に感謝申し上げたい。
―社団法人「三重断酒新生会」で学んだ事――
全日本断酒連盟のモットーはあくまでも―断酒の体験談に始まり体験談に終わる―
断酒例会の概要
自助集団の「断酒会」は断酒例会で体験談を聞いたり、話したりする事により断酒の継続が出来てくる。酒なしの生活がしたいと思っても、私は断酒の継続が出来なかった。そのような共通体験を持つ者同志の集まりが自発的に集まり、体験談を話し・聞く場が断酒例会と思ってもらえば良い。
酒害体験を発表してそれを聞いているだけでどうして断酒に繋がるのか?と疑問をお持ちの方が多い。
例会には家族も参加します。家族も酒害体験を発表します。家族は(アル中)本人ではないが、酒害の影響をまともに受けています。体験談を話すことにより家族も自己洞察が深まり、断酒に結びついていきます。(例会に出・続けているうちに内心と自己反省に必ず繋がります。)
この家族の体験談を聞くことにより記憶から抜け落ちていた飲酒時代の凄絶な真実を思い出させてくれます(必ず)。 体験談はことの事実とその時の気持ち・心情を飾ることなく全てをぶちまける勇気がないと断酒に結びつきません(必ず)。
この地獄から抜け出したいなら話してください。なぜなら真情をつぶさに語ることで反省が生まれるからです。やめたいがどうしても呑んでしまうという言い分を、全く聞いてもらえなかった。いままでは、意志が弱いから酒がやめられないのだ、と周囲の人たちから責められる。 断酒例会に出席してそれを話すと皆、分かってくれて、認めてくれて、俺達は仲間だと言う一体感が生まれます(必ず)。
例会に出席を続けることにより自分は酒をコントロールできないのだ、自分だけが違うのでなく、みなと同じ「アル中」なのだという自覚が心に育ってきます。しゃべる事が苦手な人は例会に出つづけて一年でも、2年でも毎回同じことをしゃべればいいのです。
酒をやめることが執念(目的で)入会したのだから、体裁なんかどうでも良い。綺麗に格好よく断酒は出来ない事を知るべきでしょう。来年の1988年5月13日に広島「ふたば会」に自分の意思で入会する事になるが、断酒することが私の仕事でした。断酒継続が出来て始めて仕事が出来る。
呑み続けている「アル中」に仕事はできない。断酒例会でも、院内断酒会でもしばしば耳にした。今になって思うと「断酒継続」が仕事です。最低3年間我慢してください。貴方を取り巻く人の全員の意見です(必ず)。
―断酒の体験談に始まり体験談に終わる・この一体感とこの自覚が断酒継続の原動力である.―
―断酒例会には「気持ちの分かち合い」がある。―
※ 例会には受容がある。例会には「考えの分かち合いがある
※ 例会には一体感がある。 ※ 例会には否認の解除がある。
※ 例会には反省と自覚がある。 ※ 例会は生む「これでいいのだ!「私の人生」
※ 「断酒会のおかげです。」 ※ 「生かされている。」 ※ 「自己中心的な考えを反省している。」 ※「謙虚になるよう努力している。」 ※ 「裸になる」
※ 「馬鹿になれ」・・・。
※印が小冊子にはたくさん羅列されていますが、あくまでも基礎を教えてくれています。応用は自分自身以外にありません。基礎をはずして応用は出来ません。ちなみに書いておきますが、飲酒者の全国平均寿命は52歳〜56歳ぐらいです。野垂れ死(無銭飲食)、家族離散、離婚、自殺、殺人で刑務所、放火で刑務所、恐喝で刑務所、・・・等です。断酒して真面目に生きるとあなたの寿命は10年延びる事は間違いありません。
「向き合おう!家族」「親子を考える」「親は子供に何ができるか」の3冊が社団法人・断酒連盟発行の本があります。近くの断酒道場に行くと無料でくれますから、でも、当事者は先ず出向きませんから関係者は電話で申し込むと送付してくれます。
私は自己の体験談をありのままに書きますから、「こんなになっても生きている人もいるんだ!」、「アル中」は俺一人ではない! 呑んだらいけないと分かっていても呑んでしまう気持ちを理解してくれる仲間がいることを知ってください。
私は17年目でPJニュースと出会いました。大阪のビルで今の編集長・小田光康氏と出会いが、運命を決定してくれました。「これしかない!」と思いました。明日がない人生を賢明に生きようとしています。皆に支えて貰いながら生きています。「生きるのだ!」、「呑みたい酒を我慢している!」姿にみんなが支えてくれるのです。
この「連載」で「アル中」の人はなにか「気付き」下さい。女性が読んでくださっている人が多い。メールアドレス :m-nagato@amigo2.ne.jp・携帯番号:090-3589-2757 私でよければお気軽に電話して下さい。 酒害相談に応じますから・・・。
命がありましたら、(その2)を書いて見たいと思いますが一応【つづく】にしておきます。
■関連情報
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