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PJ: 伊藤 昭一

町工場の加工技術で日用品市場を開拓する“三力工業”と“三輝”=東京
2010年09月09日 07:05 JST


三力工業(株)のトレーニング用具「アームツイスタ」を入澤英明社長が自ら実演をしてアピールする。東京ビッグサイトの「インターナショナル・ギフト・ショー2010秋」会場にて(撮影:伊藤昭一、9月7日) 

【PJニュース 2010年9月9日】生活雑貨の国際見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2010」が10日まで、東京ビッグサイトで開催されている。会場には、産業集積地域のモデルケースとして中小企業白書に紹介された東京・大田区の町工場の出展ブースがある。

ここでは三力工業(株)が肩のコリ・痛みに有効なトレーニング用具「アームツイスタ」を展示。開発者の入澤英明社長が自ら実演をしてアピールしていた。同社はアルミなどの金属素材の精密加工が本業である。だが、入澤社長は地域でも有名なアイディアマン。その技術を応用した防災グッズなどいろいろな生活用品を開発している。《参照サイト:三力工業(株)「腕・肩の悩みにアームツイスタ!」

その並びでは(株)三輝が、自社開発した「詰め替えそのまま」を展示アピールしていた。これは、シャンプーやリンス、浴室洗剤などの詰め替え用袋を文字通り「詰め替えそのまま」使用できるエコなグッズである《参照サイト:(株)三輝「詰め替えそのまま」》。これは、同社が得意とする流体継手の製造技術を取り入れ、生活日用品に応用したもので、この技術なしには生まれないアイディア商品である。

日用品の新製品開発というと、通常は市場調査などを参考にアイディアを出すものだ。しかし、町工場の場合は、工業品製造の自社技術をいかに一般消費者に役立つ商品に応用するかという、一種の制約のある前提から発想するところが、新しい視点になる。そのユニークさで、バイヤーに注目されている。

昨今の為替の相場の円高で、多くのメディアは円高の悪影響のみを強調し、大企業の海外進出と下請け仕事に頼りきって困窮する町工場を報道している。しかし、それは一面的であり、そうした状況になることを早くから見通して、事業の多角化を手がける町工場も多いのだ。大田区のモノづくり町工場は、来年の小学生の教科書にも載るという話題もでている。【了】

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バイヤーが顧客を創る「ギフト・ショー」開催、10日まで=東京ビッグサイト

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