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PJ: 星野 隆夫

結局、消費税はどう判断されたの?選挙で民意を知る方法
2010年07月16日 12:37 JST


参議院議員通常選挙。結局、ねじれただけですか?2010年6月25日、愛知県豊田市役所にて(撮影:星野隆夫) 

【PJニュース 2010年7月16日】参議院議員選挙のあと、テレビに出た渡部恒三氏が「選挙の結果というのは、何が影響したのかよくわからないものだ」という内容を、長年の経験則として述べていた。

一方、2005年の郵政選挙では、単一争点の選挙として、衆議院議員を選ぶのには視野が狭すぎるという指摘もあった。では、どうすれば政治に民意が反映されるのだろうか?

問いたい争点が多数あったら、一つの多数決判断で全てを伝えることはできない。であれば、選挙を複数回すればいいが、現行の投開票方法では無理である。ネット投票なら可能かもしれないが、技術的な問題があるのと、直接民主主義には、行き過ぎた感情政治になるという危険もある。

そこで一つのアイデアとして、選挙の中で方程式を連立させて、変数の解を求める方法を考えてみた。

かつて、全国区という選挙方法があった。立候補者に対して全国を対象として投票し、上位が当選するというものだ。この方法は、候補者が、全国を対象に選挙運動をしなくてはならないため、選挙に膨大な金がかかるという問題があって、廃止された。この選挙運動を、ネット上で行えば、お金の問題はかなり改善される。

さて、候補者はいろいろな主張をし、多彩な政策が出てくる。それらの中で、当選した候補と落選した候補、獲得票数をみる事で、ある程度の分析が可能になる。

政策AとBに賛成の候補と、ABともに反対、Aは賛成でBは反対、Aは反対でBは賛成。4種類の候補者の当選状況から、政策A、政策Bに対するある程度の民意を読み取る事が可能になる。

一方、現行の比例代表制にも問題がある。政党に入っていないと立候補できないし、政党名で当選した候補が離党してしまう事もある。さらに、現在「ねじれ」という問題が声高に論じられている。

この問題の本質は自民と民主の議席数比ではない。議員が、政党に縛られ過ぎているという事である。

各議員が、いいと思った法案に賛成すればいいのであって、いいと思っても党の決定によって反対するからいけないのだ。そこで、党から自立した「無党派層」が国会に必要なのである。その形成のためには、小選挙区では無理だし、比例代表は党に入らなければ、立候補すらできない。

そういう意味でも、ネット時代の全国区は面白いアイデアだと思うのである。【了】

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■関連情報
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